豹の好きな着メロ ニュース
[アーマダバード(インド) 4日 ロイター]
インド西部の森林管理隊員たちは、
人間の居住地帯をうろついているヒョウを捕まえるのに、
ヤギや牛やニワトリの鳴き声を模した携帯電話の着信音を利用しているそうだ。
グジャラト州の山猫類は、しばしば餌を求めて森林の近くの村に迷い込み、人間を攻撃してしまう。
しかし、ヤギなどを木に結びつけてヒョウを誘い出し落とし穴にはめるといった方法より、もっと安全な罠を見つけたと、
関係者は語る。
「牛のモーと鳴く声や、ヤギがメーと鳴く声が、ヒョウを捕まえるのに有効なんです」
と、
グジャラト州の森林管理責任者D.ヴァサニさんは言う。
「このトリックは使えます」
ヴァサニさんによれば、
森林管理隊員たちは何十種類もの動物の鳴き声の着信音を携帯電話にダウンロードし、
それをスピーカーに繋げて檻の裏に設置しているそうだ。
2時間ほど続けて着信音を鳴らし続けると、
好奇心の強いヒョウが餌を求めて檻に入ってくるそうだ。
1カ月前にこの「携帯電話方式」が導入されて以来、
5匹のヒョウが村から追い出されている。
ヒョウたちはすべて森林地域に放された。
野生生物活動家たちは、
以前の落とし穴を使用する方法はしばしば動物を傷つけていたとして、
新方式を歓迎している。
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